2015年12月19日土曜日

2015-12-19入門式

2015年12月19日(土)道場に於いて入門式を行いました。
今回は、5名の入門者を迎えることができました。
 献灯、鎮魂行、入門式表白文奉読、約束、盟杯と儀式を行いました。





法話は、毎回、同じ話しをしていますが、

先ずは、入門おめでとうございます。
さて、皆さんには約束をしてもらいました。
幾つか約束をしましたが、忘れるかもしれません。
この3つだけは覚えておいてください。
 一つ目、少林寺拳法の拳士が守らなければならない事、最低4つ、できれば6つ 何でしょう?脚下照光、合掌礼、作務、挨拶、そして態度、言葉遣い ですね。
 二つ目は、やるときは、やる。という事です。練習するときは、練習する。勉強しなければならないときは、勉強する。遊ぶときは、一生懸命遊ぶ。です。つまりけじめをつけて頑張りましょうとゆうことです。
 三つ目は、この様に前に誰か立って、お話をするときは、背筋を立てて、おへそを向けて聞きましょう。という事です。
 簡単でしょう?
 ここ約束は、誰と約束したのでしょうか?
 先生とですか? 違います。
 神様とでしょうか? 違います。
 答えは、自分自身と約束したのです。だから、約束をやぶったからといって、先生は困りません。約束を破って困るのは、自分自身です。自分に嘘をつくことになるからです。
 約束を守るのも、破るのも自分自身の責任になります。
 だけど、人間、なかなか約束を覚えていて、守ることができなかったりします。
 そこで、皆さんの代わりに、先生が「こら〜!」と叱るかもしれません。守れていないぞ!と注意するかもしれません。これは、先生ばかりで無く、お父さん、お母さんも同じ様に皆さんの代わりに「できていないぞ!約束が守れていないぞ!」と叱るかもしれません。総て、皆さんの代わりに注意してくれているのです。解りますか?
 最後に皆さんに贈る言葉があります。これは、先生の先生から、皆さんと同じ様に先生が入門式を受けたときに聞かされた言葉です。これは、入門式表白文の中にある言葉です。
 それは、「小錬成せば、小成し、大練成せば、大成す」という言葉です。
 つまり、少ししか努力しなければ、それなりの結果にしかならないし、沢山努力すれば、それだけ結果は大きく帰ってくるという意味です。やるか、やらないか?それは、皆さん次第です。先生は、皆さんがやるぞ!と思ったことをサポートする責任があります。
 皆さんが、努力するのを後押しする役目です。
 やるか?やらないか?は、皆さん次第です。
 開祖は、「可能性の種子」という言葉で表していました。皆さんの中には「可能性の種」があります。その種を大きく育てるのは、皆さん次第です。そのお手伝いをするのが、先生であったり、お父さん、お母さんだったりします。
 1年生の皆さんには、少し難しい話しだったでしょうか?わかりましたか?
 もう少し大きくなったら少しずつ解ってくるとお思います。