2014年6月14日 宝達志水町押水武道館に於いて 6月度能登昇級考試が行われました。
七尾からは、一般6級1人と少年3級1名が受験し、合格することができました。おめでとうございます。
法話は、石川志雄道院 前多道院長が担当でした。
(多少、言い回しは違うかもしれませんが、だいたいの要旨をまとめてみました)
この6月から羽咋高校に正式に少林寺拳法部が発足しました。数年来の懸案が動き出しました。たまたま今年羽咋高校に入学した生徒の中に小学生の頃、少林寺拳法を行っていた人がいて、友達を誘って4人でスタートを切ることができました。校長や部活関係の先生には、我々が話しをしました。本部への手続きも、今年、押水スポーツ少年団の立ち上げで本部へ研修会に参加した、林 先生がいましたので、監督になってもらい、必要書類を本部に送り、2ヶ月で認可も頂きました。これほど早く体制を作れたのは、運が良かったと考えています。
今年は、インターハイの正式種目に少林寺拳法がなりました。石川県でも羽咋高校の様に少林寺拳法部が増えています。小学生や中学生も少林寺拳法を継続していける環境が整いつつあります。是非、続けて欲しいと考えています。
学校の部活で良いところは、学校が色々とバックアップしてくれる所が一つあります。修練場所を確保するにも、スムーズに借りることができました。また、多少なりとも、部活の予算が学校からでます。二つ目は、同年代がお互いに切磋琢磨できる環境です。羽咋高校は進学校ですから、勉学面でも大変でしょうが、刺激しあうには良いのではないでしょうか?
そして、他の部活に無い、少林寺拳法の特徴が加味されます。それは、今日の学科試験でも出されていた少林寺拳法の教えの部分です。一言で言うなら、「自己確立と自他共楽」ですね。簡単に言えば、「自分は大切です。しかし、それと同じ様に他人の事も考えて行動しようではないか?」と言う事です。「自分だけが良ければ、他人はどうなってもよい」と言うのでは、社会は成り立ちません。
社会が、会社が求めている人材は、この様な人です。成績がいくら良くても、協調性も無ければ、他人と諍いばかり起こしている人間を誰が欲しいとかんがえますか?
自分を律することができ、切磋琢磨し、他人とも仲良く、協調していける、そして組織の中でリーダーシップを発揮できる人間を育てることが少林寺拳法の目的です。
今日は、保護者の方も沢山おいでますので、是非、お子さんが、中学、高校と進学しても少林寺拳法を続けられるようにバックアップして上げて下さい。
君たちも、羽咋高校を目指して、勉強して、少林寺拳法部に入部して下さい。
今日は、羽咋高校少林寺拳法部の宣伝になってしまいましたが、これで終わりたいと思います。