2009年9月27日日曜日

地域社会少林寺拳法指導者研修会(かほく市)

 平成21年9月26日、27日の二日間に渡って、(財)日本武道館主催の平成21年度 石川県(かほく市)地域社会武道指導者研修会が、かほく市七塚武道館に於いて開催されました。中央講師に禅林学園の山崎校長と本部から坂下講師の二人をお招きして行われました。七尾からは5名参加しました。



 山崎校長の講話の中で、「調和」と言う言葉が繰り返し使われていました。技術の中でも相手と衝突するばかりでなく、相手の動きを感じて、自分の動きを感じて「調和」して動くことを心がけると今までとは違った現象がみられると言うことでした。
 今回の講習の中でも、それを体感し感じる方法の紹介がなされていました。そのせいなのか?修練終了後でも体に痛いところが無く、逆に体調が良くなったように感じました。

 相手と衝突ばかりしていると、作用反作用の関係では無いけれど、自分にも跳ね返ってくると言うことでした。
 また、実の部分ばかりに目が行きがちであるが、虚の部分も生かしていく。違う例えでは、意識して動かす部分ばかりでなく、自然に無意識で動く体の作用を利用して行く事が大切である。
 少林寺拳法の本質、武道の意義を考えた場合、衝突では無く「調和」を目指すことが、本義ではないか?世の中に求められていることもこの部分では無いのか?と言うとでした。
 世界の潮流をみてもこれまでの衝突ばかりの方向から、アメリカのオバマ大統領の核廃絶宣言など「調和」に向かおうとしているではないか? と、ユーモアを含めた軽妙な語り口で最後まで飽きずに講義を聴くことが出来ました。
 坂下講師は、一つ一つの技のポイントと幾つもの技に共通するポイントについて例を出しながら指導して頂きました。自分が指導する場面でも直ぐに使えそうな物ばかりでした。

2009年9月20日日曜日

9月度能登小教区昇級考試

 9月19日(土)17時より かほく市白尾公民館の体育館で9月度の能登小教区昇級考試が行われました。七尾からは、7級2名、一般2級2名が受験し無事合格しました。
 考試終了後、能登押水道院の畑山道院長より法話がありました。

 最近のニュースで、立ち入り禁止の池に行き、子供一人が溺れて無くなってしまった。
 実は、他に一緒に行った子が、いたけれど、亡くなった子が溺れたときに、怖くなってしまい逃げ帰っていた事が、後で、判った。
 皆さんは、緊急事態が起こったときに、自分の判断で何か行動ができるだろか?
 立ちすくんでしまい、思考も止まってしまう事が、普通かもしれないけれど、
 間違っているかもしれないけれど、自分で考えて行動する訓練を日頃からしておかなければいけないのではないだろうか?
 大人から言われたこと、先生から言われたことだけしているだけでは、だめなのではないだろうか?
 少林寺拳法は、この様な点でも少し役にたているかもしれない?

と言う内容でした。(法話の内容をこちらで勝手に要約しました。間違っていたらごめんなさい)