2020年5月9日土曜日

2020-5-9開祖忌法要

2020年5月9日(土)新型コロナウイルス感染拡大防止の為、道院活動は休止していますが、本日、開祖忌法要を執り行いました。
開祖が亡くなったのは、1980年5月12日です。
40年前の話になるのですね。私が中学生だった頃の話しです。
能登七尾道院では、例年5月12日に近い土曜日に開祖忌法要を行っています。今年も休止中ではありますが、執り行いました。

 1980年4月に、開祖は、崇山少林寺(中国福建省)の開祖帰山祈念碑除幕式のため訪中しました。この祈念碑は崇山少林寺が開祖との縁を大切に考え建立したものです。体調はすこぶる悪かったそうですが、自分の為の祈念碑を建立してくれようとしているのに本人が欠席するわけにはいくまいと、無理を押して出かけたそうです。
 帰国後、やはり体調が優れず、風邪をこじらせ肺炎にもなっていたようです。
 運命の5月12日、朝から比較的体調も良く、訪問者と話しをしたり、決裁などの公務もこなしたりしていたそうです。しかし、夕方になり、急に意識を失い、倒れた。もともと心臓弁膜症の持病があり、これまでも何度か意識消失などがあり周りを慌てさせたりしていたそうです。かかりつけの医師や、本山からも職員が駆けつけて手当を行ったが、そのかいもなく、午後7時に開祖は亡くなられました。

開祖忌法要は、開祖の命日に行われます。開祖が何を目的とし、どの様な志を持ってて少林寺拳法を始められたのかを考える日でもあります。