七尾からは、少年7級2名、少年4級1名、一般6級1名、一般3級1名、一般1級1名の計6名が受験し、皆さん合格することが出来ました。おめでとうございます。
学科試験
技術試験 4級
一般6級
一般1級
法話
今回の法話は、石川河北道院の鈴木先生でした。
最近、アメリカ大統領選挙がありましたね。マスコミの予想を覆してトランプ氏が当選しました。アメリカ中の不満を上手く票に結びつけたと分析されています。世界では資本主義の世の中の矛盾が渦巻いているのかもしれません。世界の富の8割を1割の人が持っており、その他の人は貧困にあえいでいると言われています。
日本でも豊ではあるけど、何か不満や不安が言われていますよね。戦前に比べれば、日本は豊になりました。しかし、それが当たり前になってしまったために、その中で不満に思っているのかもしれません。今更昔しにも戻れませんよね。
「学力の経済学」という本を読みました。
親がお金持ちかどうかで、学歴も変わると言われている世の中です。このままでは、益々貧富の差が開いてきます。
この本の中で言われていたことは、大きくなってから勉強しなさいと言ってもなかなか親の言う事は聞きません。一方で、東大に合格するような子は、勉強をしなさいと言わなくても勉強しています。この違いはどこから来るのでしょうか?
答えは、小さい頃にどれだけかまってやれていたか?だそうです。勉強を教えていたわけでは無く、勉強しているのを近くで見守っていてあげたかどうか?の違いだそうです。
子供が、「出来た」と親に見せに来たときに「今、忙しいから後にして」とあいてにしないか?「あら、良くてきたわね」と答えるか?
昔は、食べるのに精一杯で子供をかまってる暇はありませんでした。しかし、今は、普通にしていれば、食べるのには困らない世の中です。これくらいは、子供をかまうことが出来ます。
私は、子育てが終わってしまって孫がいる年代です。今更実践は出来ませんが、「こんな風にしたら良いよ」とアドバイスは出来ます。
皆さんは少林寺拳法を始めました。開祖が少林寺拳法を創始した時と時代背景が少し違うかもしれませんが、リーダーを育てて、世の中を良くしていくという考えは変わらないと思います。皆さんが大きくなったら、少林寺拳法のリーダーとして、世の中も変えていって下さい。
(大体、この様な内容だったと思います)