2015年5月16日土曜日

2015-5-16開祖忌法要

2015年5月16日(土)能登七尾道院道場に於いて開祖忌法要を執り行いました。
法要の写真が無いのは、ご容赦願います。(導師をしながら写真は撮れませんでした)
法話は、開祖が話されていた「可能性の種子」についてです。

 皆さんの中には、一人一人、「可能性の種子」を持っています。「可能性の種子」とは、「今後、どんな人にでもなれる可能性を持っている」「どんな風にも変化できる」ということです。
 しかし、何もしないでいると、この「可能性の種子」は、育ちません。普通の種も、そのまま机の上に置いておいても芽は出ません。ちゃんと時期を選んで、土に植え、水をやって世話をしなければ、芽はでません。世話をしてあげれば、芽が出て、大きくなって、花を咲かせて、実をむすぶことでしょう。
 皆さんも、勉強やスポーツなど努力しなければ、芽は出ません。先生やお父さん、お母さんは、手助けをしてあげれるかもしれませんが、本当に世話をするのは、自分自身しかいません。わかりましたか?
 大人の方は、「もう成長しないよ」と思うかもしれませんが、「自分は変われる」と思ったから少林寺拳法に入門したのではないでしょうか?「強くなりたい」「上手くなりたい」と思って始める方が多いと思いますが、「絶対、強くならない」「上手くなれない」と思っているなら、初めからしないと思います。「強くなれる」「上手くなれる」と思うから入門したのだと思います。それが、「変われる自分を信じること」「自分の可能性を信じること」に繋がります。これが「可能性の種子」を持っているという意味です。