2014年10月4日(土)道場に於いて、通常の修練の前に、達磨祭を行いました。
子供達は、いつもと雰囲気が違う事に少しだけ緊張しているようでした。
「達磨って誰?」
当然の質問です。
「1500年ほど前に、インドから今の中国に正しい仏教を伝えるために旅した人です。」
「中国では、崇山少林寺で、禅宗と修業としての拳法を教えていました」
「開祖が若い頃、崇山少林寺に立ち寄った際に、白衣殿の壁画を見て、現在の少林寺拳法の様なインスピレーションを得ました」
「日本に帰国した開祖は、祖国日本の復興の助けになるようにと、金剛禅総本山少林寺を開き、少林寺拳法を創始しました」「だから、金剛禅では祖師として達磨を奉り、達磨の命日と言われる10月5日に近い日を選んで、達磨の功績に思いを馳せるために達磨祭を行います」
(少し難しいかな?と思いながら話しをしました。実際には、もう少し色々と話しをしていましたが、要旨だけまとめて書きました)
再び子供達の質問
「亡くなった日にお祭りをするんだ」
これも素直な質問です
「達磨の事を忘れないようにしよう という事だよ」
「5月には、開祖忌もしているでしょ」