初日の14日は、小中学生対象で50人程度が石川県各地から集まりました。七尾からも3名参加しました。
中央講師は、多月 文博(正範士七段)愛知県
古川 真澄(正範士七段)神奈川県 のお二人でした。
お二人とも本部の少年指導委員のメンバーであり、少年指導のエキスパートと言えます。
私も、今回は、地方講師として山本 仁(准範士六段)白山あさひ道院 道院長と共に小中学生担当として参加しました。
開会式は、県立武道館 寺内 泰良(石川県公立武道館協議会会長)、小川 義昭(白山市少林寺拳法協会会長)、白山市教育委員会スポーツ健康課 課長が出席され、行われました。
開会式後、鎮魂行は、参加している中学生の中から主座、打棒が選ばれ、実施されました。
ウオーミングアップから工夫がされており、楽しみながら、体を動かし、柔軟、俊敏性などを促す内容となっていました。
基本演練も中学生の黒帯拳士が前に出て、見本となりながら、進められました。
小学生達に見つめられ、少し緊張気味でした。
午前最後は、多月講師の講話が行われました。少林寺拳法の特徴についてです。
午後からは、小学生の白帯、黄色帯、緑帯のグループ、小学生の茶帯、黒帯のグループ、中学生のグループの三つに分かれて、修練を行いました。
午後からの講話は、古川講師で、少林寺拳法ビンゴでした。縦横4列の16マスに「先生とじゃんけんで3回勝つ」「信条を言う」「天地拳一系を行う」など書かれており、講師の前で行って、丸を付けてもらい、縦横斜めに4つ列べば、ビンゴとなります。制限時間内で幾つのビンゴが得られるか?というものです。ビンゴの数によって、高倉石川県少林寺拳法連盟理事長よりお菓子の景品がもらえました。景品がかかると、皆必死でビンゴを狙いにいっていました。
クールダウンは、山本 仁 地方講師の漬け物マッサージでお互いに体をほぐしました。
白菜を土から引っこ抜く(手を足を軽く牽引)、白菜の土を水で洗い流す(軽擦)、白菜に塩を振る(指先で叩打)、白菜に重しをかける(手の平で圧迫)、白菜をまな板の上で食べやすく切る(手刀で叩打)、お互いに合掌して終わり
最後に、感想文を書いて、1日目は終了となりました。丸一日の日程でしたが、小学生も飽きること無く、最後まで楽しんでいたようです。
指導者の工夫次第で、子供達の集中力を引き出すことができるのですね。
地方講師である私の方が、勉強になった初日でした。