学科試験
少し難しかったでしょうか?
今回の法話担当は、私でした。
今日は、二つ話しをしようと思います。
先ず、一つ目は、今日は昇格考試を受けて、合格した人は、おめでとうございます。
残念ながら、保留となった人は、もうひとがんばりです。
私は、少林寺拳法に入門して27年たとうとしています。何で入門を決意したかと言うと、強くなりたっかったからです。当然肉体的にも強くなりたかったのですが、精神的にも強くなりたいと考えていました。今でこそ、この様に、皆さんの前でお話をすることができるようになりましたが、学生時代などは、引っ込み思案で、前で出て話すなどできませんでした。それを変えたいとずっと思っていました。それが入門の動機です。
最初は白帯で、週三回、休まずに練習しました。仕事をしながらななおで、大変でしたが、一生懸命に練習しました。学科も書いて書いて覚えました。そして、皆さんと同じ様に昇級試験を受けました。120%の自信を持って受験しました。「自分が落ちたら、誰も受かる人がいない」と言うくらい繰り返し繰り返し練習しました。
でも、黒帯になった最初の時は、本当に大丈夫だろうかと少し自信がありませんでした。それに負けないように練習をしました。
そしたら、少しずつ、少しずつ、自信が付いてきました。本当に少しずつです。練習をいっぱいしたから、自信が付いてきたのだと思います。
面白いことに、少林寺拳法の自信が付いてきたら、仕事の自信も付いてきました。そして、こうやって人の前で話すことにも自信が少しずつ付いてきたのです。
少林寺拳法だけでは、無く、何でも良いと思いますが、続けることで少しずつ自信を貯めていって下さい。他のことにも自信が付いてくるはずです。私がそうだったのですから、皆さんもきっとそうだと思います。
二つ目は、石川県の南の方に加賀市がありますよね。そこで、少林寺拳法を行っていた、石川大聖寺道院の大家道院長が、1週間前にお亡くなりになりました。
先日、お通夜にお参りしてきました。
皆さんに少し付き合ってもらいたいのですが、我々と共に、少林寺拳法を修行してきた大家道院長に敬意を表して黙祷を行いたいと思います。少林寺拳法流に黙祷を行いますので、真似して行って下さい。
「合掌」「黙祷」
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「なおれ」
皆さん、ありがとうございました。
これで、私のお話を終わります。