2012年12月22日土曜日

納会(クレープ)

2012年12月22日(土)道場にて今年最後の修練後、納会を行いました。
 昨年は、ホットケーキを皆で焼いたのですが、焼くのに時間がかかるため、今年は、クレープを焼くことにしました。クレープは薄いので、直ぐに焼けて好評でした。
 生クリームも白とチョコの二種類を用意しました。フルーツも桃、白桃、みかん、パイナップル、リンゴ、バナナの六種類を用意し、各自思い思いの盛りつけを楽しんでいました。

納会 法話
 今日は、今年最後の練習となりました。皆さん、今年は、どんな年だったでしょうか?
 昨年の自分と、現在の自分で何か変化はありましたか?「年だけ一つ増えただけ」「学年が一つ上がっただけ」「身長が伸びただけ」「体重は増えました」というのでは、少し寂しいですね。
 何でも良いので昨年の自分と比べて成長した所があると良いですね。「級が上がった」でも良いし「難しい技を覚えた」でも良いし、少林寺拳法に限らなくて、「新しい漢字を30個覚えた、分数の計算ができるようになった」でもかまいません。
 先生も、学校の先生では無いのですが、授業を持っています。仕事関係の依頼で教えに行っているのですが、昨年に比べて授業数が増えました。そのための勉強もしました。
 「年末に今年どんな事があったたのかな?」と考えて、お正月になったら「今年はこんな事をしよう」と目標を立ててみてください。









2012年12月1日土曜日

12月度 能登小教区昇級考試

2012年12月1日(土)19時よりワークパル七尾、多目的ホールにて
 12月度 能登小教区昇級考試が行われました。
 七尾からは 一般3級:2名 一般5級:1名 少年2級:1名 少年8級:1名 の計5名が昇級考試に挑戦し、合格となりました。
 学科と実技試験が行われたのですが、緊張のため学科試験時、手に力が入りすぎて鉛筆の芯が折れてしまった人もいました。技術も緊張しながらも最後までやり遂げていました。
 皆さん、合格おめでとうございます。試験が終わり、ホッとしたことでしょう。
 今回の法話は、私が担当でした。

 少林寺拳法は、人を育てることにより、世の中を良くしていこうという考えで活動しています。人を育てることを目的としているのです。
 では、どの様な人を育てようとしているのでしょうか?今回の学科試験にも出てきたかもしれませんが、何のために少林寺拳法を修行するのか?という事です。
 副読本には、「自己確立と自他共楽」という言葉が出てきます。「自己確立と自他共楽」ができる人になる為に修行しているんですよね?
 では、この「自己確立と自他共楽」とは、どんな事なのでしょうか?
 考え始めると大変難しくなって、よく判らなくなってしまいます。そこで、私は、単純に考えることにしています。
 「自己確立」は、「自分の事は自分ですること」という意味と考えています。
 「服を着るのは自分でする」「言われなくても、しなければならないことは、する」大人であれば、「自分で働いてお金を稼ぐ」「家族がいれば、しっかり養う」などです。
 「自立」していること。「自分の足で立つ」と言うことです。もう一つは、「自律」です。自分を律することです。「やらなければならないことは、する」「してはいけないことは、しない」とっても単純な事です。
 「自他共楽」は、自分の行いによって、自分の周りにいる人が幸せになる様に、楽しくなる様に、彼奴なら協力してやろうと言われる様になることだと思います。
 この真逆が、自分の行いにより、周りにいる人が迷惑してしまう事です。例えば、盗みをして逮捕されたとします。本人は、牢屋に入れられたりして罪を償うことになるのですが、家族などは、「どこそこの誰々は、盗人なんだって」と噂を立てられることになります。最悪、そこの地区に住めなくなってしまうかもしれません。
 自分の行いにより、周りの人が迷惑してしまうかもしれないし、幸せになるかもしれません。どうせなら、幸せになる方が良いに決まっています。良い方向に行動することが、「自他共楽」という事なのだと思います。
「 自己確立と自他共楽」を目指して修行していきましょう。